2017-08-30 第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
火星12ということをきょうも北朝鮮側が労働新聞等で発表しておりますけれども、火星12だとすると、これは液体燃料を使った一段式ミサイルなんですね。ただ、TELという移動式発射台を使うというのが特徴で、最大射程が五千キロ以内、そういうことが言われているんですけれども、一段式ミサイルである火星12が三つに分離した可能性があるということはどういうことなのか。
火星12ということをきょうも北朝鮮側が労働新聞等で発表しておりますけれども、火星12だとすると、これは液体燃料を使った一段式ミサイルなんですね。ただ、TELという移動式発射台を使うというのが特徴で、最大射程が五千キロ以内、そういうことが言われているんですけれども、一段式ミサイルである火星12が三つに分離した可能性があるということはどういうことなのか。
○政府参考人(尾崎道明君) 北朝鮮のメディア、御指摘の朝鮮中央通信あるいは労働新聞等につきましては、これはラヂオプレスという団体がございまして、ここが翻訳をかなり精力的に行っておられます。私ども、ラヂオプレスの翻訳結果を利用するとともに、独自に必要なものは適宜翻訳して分析の用に供しているということでございます。
しかも、北朝鮮の言論を見ますと、公式の発表なりあるいは労働新聞等で見ますと、力がない者はばかにされる、こういうことをはっきり言っているんですね。だから、アメリカにばかにされないようにミサイルも原爆もつくるんだ、そして、アメリカに到達できて、アメリカが恐れなければ本当の力にならないんだ、こういうことを言って、現に今、軍事力の増強を進めている。これの号令を下している。
これは、朝鮮民主主義人民共和国も労働新聞等で抗議がもう出始めておるわけですが、朝鮮半島における三十六年の植民地支配、ここに根を置いて、この韓国あるいは朝鮮民主主義人民共和国問題とは対処をしてまいりませんと大変なことになると思います。しかも、これは、韓国についてはここに資料もございますが、独立運動を「暴動」というふうに書きかえておる。